2010年8月15日日曜日

Blue Airplane.


 バルト三国の一つ、エストニアの国旗は美しい。青、黒、白の組み合わせが静かで上品。青は青空と自由。黒は大地への想いと同時に、ソビエットに奪われていた独立と祖国への愛着を示し、白色は希望を表現している。

 昔から青という色が好きだった。世界遺産の撮影でエストニアのタリンに行った時、青空を背景に、この国旗が市役所の屋根に翻っているのを見たときの晴れ晴れしさを今でも思いだす。




 Blue
23時30分から放送していた「世界遺産」という名番組を育てた監督が立ち上げた会社の名前が「Blue」。美しい響きの会社で作品は清楚で上品。


 世界遺産という番組は放送時間帯も含めて変節してしまった。番組にはスポンサー、代理店、放送局の編成局や様々な部局の意向が働くので、放送時間やマイナーチェンジは致し方ないことではあるが、せめてこの監督が残っていれば、今ほどの観光番組にはならなかっただろうと思うことがある………。

    企業は一人の才能ある人間の存在を理解できない。
          スタッフという群は平等という幻想故に一人の人間の才能を伸ばせない。

僕は社員達といつも高い空を飛んでいたいと思う。
その監督への想いと僕の決意を忘れないための……Blue Airplane。


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