2011年5月9日月曜日

「世界遺産にて」奈良 東大寺。


奈良の世界遺産はとにかく奥深い。
一度や二度の放送で済ませることは不謹慎だと思う。テレビ的なピンポイントでの取り上げ方でいいのかと考えてしまう。道、建物、町並み、風情……それぞれが奥深い。この辺りの国の成り立ちと人の構えが、僕達の文化や習慣の基本となっているのだから……それぐらいの気持ちで撮影に取り組んでもいいと思う。














大仏さんは巨大である。だからといって光量の大きいライトを使いすぎると大失敗。大仏様にはヨーロッパ建築を撮影する時のライティングを応用しなければならない。






特機は緒方 拳さんから「レール屋!」と呼ばれた戸高さん。奈良、近畿、西日本の文化財は戸高さんにお願いすれば間違いない。戸高さんの趣味が釣り。鮎が解禁になる頃にはお裾分けもありがたい。











撮影スタッフの夕ご飯。







若草山から。
何度も撮影でこの山に登っているが、本当にいい「気」が感じられる。







若草山から生駒山を望む。
この場所から見る奈良は太古の人が見た風景と同じだと思う。
そんなことが感じられる場所が奈良には随所にある。






このアングルには恐縮

2 件のコメント:

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  2. そういえば 以前、BSだったと思いますが「仏像の照明」の実験をしてましたね。

    自然光とロウソクの揺らぐ明かりで 照らしだされた本体を 仰ぎ見る(参拝者)ように製作されている・・・らしい。

    禅寺によく視られる「月見台」の月明かりを反射させた照明も興味深い。

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