とても美しい声の持ち主、大貫さんの撮影のために、水野 学氏のギャラリーをお借りした。当然、展示物はないのだが、そこに流れている空気は、新進気鋭の水野氏そのもので凛として上品。京都の著名な骨董商である佃さんは、その気品や上品さのことを「スキッーとしてる」と表現されます。
デザインで生みだされた製品や印刷物は、人々によって途轍もなく遠くに運ばれて、しかも時間というジャッジにさらされる。その無慈悲な試練を貫いて生き残るのは「スキッーとした」、つまり「上品」さしかないのだ。
グッドデザインカンパニーは紛れもなく日本を支えるデザイン事務所だと思う。
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