2009年3月29日日曜日

雲南省 羅平県にて。

世界遺産プロデューサーの大野さんが、密かに温めている中国企画の第三弾が雲南省の菜の花畑。「水平線まで一面の菜の花があるから撮影に行こう!」と一本の電話。で9時間後には上海経由雲南省に。 僕は畑一面の菜の花畑のどこが珍しいのだろうと、正直な話し信じられなかったが。ところが!現場について驚いた。本当に一面の菜の花だった。それも大阪にある環状線の内側ぐらいの大きさらしい。あまりの凄さに声も出なかった。


僕たちがベースにした、金鶏という村の付近には中国各地から養蜂家が集まり、質のいい蜂蜜を生産していた。僕たちは大歓迎されて、何処へ撮影に行っても必ず蜂蜜を飲めと進められる。日本でも同じだが、中国でも地方の人たちは佇まいが穏やか。どの国に行っても感じる、自然に近いところに住まう人のある種の優しさは何だろ。
ここでの撮影は2月ごろだったが、養蜂家の人たちは季節とともに、北上する花を追って雲南から内モンゴルまで移動するらしい。たくさんの巣箱をトラックに積んで。


有名な観光スポットはいろいろあるが、「菜の花の絶景」は世界でここだけだろう。機会があれば一度は行った方がいい。一面の菜の花、誰だって一生忘れない風景になる。
昆明から車で6〜7時間ほど。ベトナムにやや近づく。トイレはたぶん、まだ中国式。又は菜の花畑にて。

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