”空撮はパイロットの腕で決まる”
野中さんは阪急航空のパイロット。私は空撮を単なる説明的な映像(ニュースはそうでなければならない。)ではなく、つまり「高価な脚立撮影」で終わる空撮を、野中さんのお陰で「表現する空撮」として考えられるようになった。
野中さんの凄さを知ったのは「人形浄瑠璃 文楽研修生」を追ったドキュメンタリー番組。文楽研修生とヘリコプターが結びつかず、ヘリを飛ばす理由をデスクに説明するのは四苦八苦。もう一つは「グリコ森永事件」での空撮だった。全国ネットで放送されたその映像は、私がTBSの世界遺産に参加する、遠い遠いきっかけになったのであった。
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