2009年5月14日木曜日

古美術佃




骨董の趣味はないのだけれど、撮影でお世話になった佃さんの博識に驚いて、それからは仕事抜きで勉強をさせて頂いている。勉強と言っても「一般教養」で、骨董に関することは殆どない。
佃さんの知識は途轍もなく幅広くそして深い。一つの皿から平安時代の世相、庶民の暮らし、当時の人々の物の考え方までスラスラと具体的な映像を伴った言葉となる。骨董という幹があり、そこに枝葉が逞しく伸び、たわわに実がなっているような……。佃さんの話しは尽きないのだ。こんな人が大学の先生になったらいい生徒が集まると思う。




いつも上品で物静かな花が一輪。教養の深さが計り知れる……。

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