2009年5月14日木曜日

世界遺産にて。「兵馬庸」

その余りの凄さに立ちすくんでしまった兵馬俑。しかもこれは一部なのだ。
一体、一体が違う表情のこれだけの俑を作る技術もさることながら、発想して作らせた人間の存在を考える。
身に余る大きなプロジェクトは現代にもある。僕たちの生業としている映像の仕事も実はそうなのだ。スポンサーが降りれば終了する番組。それを守ろうともしないテレビ局。視聴者に支持されている番組をいじくって駄目にするディレクター。どれだけの番組とスタッフが消えていっただろう。しかし、番組が駄目になっていく一番の綻びは、実はその番組に参加しているスタッフ。特にプロデュサー、これが腰抜けだと絶対にいい番組はできないのだ。

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